バイデンフェラーとロイス、欠場か
表紙で「ボルシアの決闘」と題して、「誰がより良いボルシアだ?」という特集を組んだのは、2014年11月5日付のシュポルトビルト誌である。9日のブンデスリーガ第11節で、17位「ボルシア」・ドルトムントは、ホームに3位「ボルシア」・メンヘングラッドバッハを迎える。ボルシア対決、といったところだ。
「ボルシアの決闘」を前にして、ドルトムントからは良くない知らせが届いている。8日付の独大衆紙ビルトは、「ロイスとバイデンフェラーの病気」「クロップの祭りのイレブンが爆発する」という見出しの記事を掲載した。
ビルト紙は「副キャプテンのバイデンフェラーとマルコ・ロイスは胃と腸の問題で横になる」と記した。同紙によれば、両選手は7日の練習に参加することが出来なかったという。
指揮官クロップは次のように述べている。
「(ロイスとバイデンフェラーの)両者とも高い炎症値を示している。安定性はコンスタントな先発編成を通してこそ最も早く見出せるものだ。しかしそれは現在、可能ではない。我々は再びローテーションを組まなければならないかもしれない」
ビルト紙によるボルシアMG戦の先発メンバー予想は次のとおり。布陣は4-2-3-1である。
【GK】ランゲラク、【DF】ピシュチェク、スボティッチ、ソクラティス、ドゥルム、【MF】ベンダー、ケール、ムヒタリヤン、香川真司、グロスクロイツ、【FW】オバメヤン。香川はトップ下での先発が予想されている。
また同紙の記事の最後にクロップは言う。
「順位表は恐ろしい絵だ。しかし順位ではなくて勝ち点が決定的なんだ」