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明治安田J1リーグ第9節、アビスパ福岡対ジュビロ磐田が20日に行われ、2-2の引き分けに終わった。勝利こそ逃したものの、磐田FWジャーメイン良はこの試合で2得点を挙げ、計9得点で得点ランキングトップを走る。ジャーメインはゴールシーンを「話していた通り」と明かした。(取材・文:河治良幸)
「動いて勝負しないといけない」ゴールにつながった狙い
ジュビロ磐田のFWジャーメイン良がアビスパ福岡を相手に2ゴールを決めた。試合の前日に29歳の誕生日を迎えたストライカーは、ここまで8試合で7失点だった堅守を破るという、非常に価値のある2得点。ジャーメインは9試合で9得点として得点ランキングを独走、早くも2桁ゴールにあと1つと迫っている。
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1点目は前半30分、磐田の流れるような攻撃からヘッドで叩き込んだ。自陣でボールを奪ったDFリカルド・グラッサの縦パスをMF藤川虎太朗が受けて、さらに縦へボールを送る。ジャーメインが福岡のDF井上聖也と競る形で手前に落とすと、相手陣内まで攻め上がっていたリカルド・グラッサが拾い、右サイドを走るMF松本昌也に素早く展開した。
ジャーメインが連動してゴール前に走ると、ファーサイドで福岡ディフェンスの合間に飛び込み、ダイビングヘッドでゴール左に叩き込んだ。「相手は高さがあったので。(松本とは)“速く”って話し合っていて。いいボールだったので、2人で話していた通り」とジャーメインは振り返る。福岡の3バックが空中戦や競り合いに強いことは周知の通りだが、磐田のスカウティングで、アジリティは優位に立てると伝えられていたという。
「やっぱり相手は高さがあるので、ボックス内を動いて勝負していかないといけない。そこからボールが上がってきた瞬間に、しっかりと捉えられるポイントを見つけて、それを受けてという形でした」