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今年夏に、パリ・オリンピック(パリ五輪)が開催される。出場可能なのは2001年1月1日以降に生まれた選手(OAを除く)となるが、世界を見回した時に、その対象となる選手には誰がいるのだろうか。今回は23歳以下限定の市場価値ランキングを紹介する。(成績は4月15日時点。市場価値、成績は『transfermarkt』参照)
10位:ガブリエウ・マルティネッリ(アーセナル/ブラジル代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:2001年6月18日
市場価値:8000万ユーロ(約112億円)
23/24リーグ戦成績:29試合6ゴール4アシスト
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パリ五輪世代の市場価値ランキング10位には、ガブリエウ・マルティネッリがランクインした。現在22歳のマルティネッリは、2021年に行われた東京五輪でブラジル代表の一員として3試合に出場し、金メダル獲得に貢献している。
母国ブラジルのイトゥアーノでデビューした同選手は、18歳の若さでアーセナルと契約を締結。当時ブラジル4部だったクラブからプレミアリーグへのステップアップは異例であり、ここからも彼の潜在能力の高さがうかがえる。
イングランド名門への移籍当初からその才能はいかんなく発揮され、移籍初年度となる19/20シーズンに公式戦23試合10ゴールをマーク。21/22シーズンから本格的にブレイクし、昨季はカットインからのシュートや、プレミアリーグ随一のスピードを武器にリーグ戦36試合15ゴール5アシストの好成績を残した。これらの成績が評価され、市場価値は8500万ユーロ(約119億円)まで上昇した。
現在は少し低下してしまったが、 昨年11月にはA代表初ゴールも記録し、アーセナル好調のひとつの要因となっている彼が、若手アタッカーの中で世界トップレベルの選手であることには疑いの余地がない。