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そのクラブに全てを捧げて、引退後もサポーターから熱烈な支持を受けるレジェンドと呼ばれる選手もいれば、移籍、給与、言動などが原因でサポーターから歓迎をされない「嫌われた選手」もいる。今回は、様々な理由からアーセナルで嫌われた選手を紹介する。
MF:セスク・ファブレガス(元スペイン代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1978年5月4日
アーセナル通算成績:303試合57得点95アシスト
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バルセロナの下部組織出身だったセスク・ファブレガスは2003年にアーセナルへ加入した。アーセナルでは通算303試合に出場し、57得点95アシストを記録。2008年11月からは、クラブ史上2番目の若さでキャプテンに就任となった。
本人の希望もあり、2011年夏に古巣のバルセロナへ復帰。アーセナル時代から愛着のある背番号4もつけ、バルセロナ移籍後も「イングランドに戻るならアーセナル」と発言していた。ここまでは良かったが、次の移籍先がアーセナルファンの反感を買うことになってしまった。
上記のような発言をしたにも関わらず、2014年6月にアーセナルの宿敵であるチェルシーへ移籍。SNSでセスクのアーセナル時代のユニフォームを燃やす映像が公開されるほど、ファンはこの移籍が許せなかったようだ。なお、アーセナルではプレミアリーグ優勝を果たせなかったが、チェルシーでは2度経験している。
2017年2月に行われたアーセナル戦でゴールを決めた際は、セレブレーションを控える一面を見せるも、宿敵への移籍という裏切り行為は今でもアーセナルファンの記憶に残っていることだろう。
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