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【写真:Getty Images】
優勝が遠のく敗戦を喫したアーセナル
プレミアリーグ第33節、アーセナル対アストン・ヴィラが現地時間14日に行われ、試合はアウェイチームが2-0で勝利した。アーセナルに所属する日本代表DFの冨安健洋は、67分から途中出場を果たしている。現地メディア『footbll.london』は、優勝が遠のく敗戦を喫した試合における冨安の評価について報じている。
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アーセナル対ヴィラの試合開始時点で、今節に勝利を挙げたマンチェスター・シティが勝点73で首位につけていた。そのため、勝利しなければアーセナルは首位の座から陥落してしまうことから、この試合は絶対に負けることのできない重要な一戦だった。
週明けにUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグのバイエルン・ミュンヘン戦が控えている中、チームを率いるミケル・アルテタ監督はマルティン・ウーデゴールやデクラン・ライス、ジョルジーニョ、ブカヨ・サカ、カイ・ハフェルツなどの主力をスタメンに起用。日本代表の冨安はベンチスタートで、67分から途中出場を果たしている。
試合冒頭はヴィラが何度かチャンスの場面を作るものの、徐々にアーセナルが主導権を握っていく。しかし、前半だけで14本のシュートを放ったアーセナルだったが、ヴィラからゴールを奪うことができなかった。
すると、84分、セットプレーからヴィラのレオン・ベイリーがゴールを奪いアウェイチームが先制に成功する。さらに、87分には、オリー・ワトキンスがカウンターから追加点を奪い試合を決定づけた。結局、ホームチームの必至の反撃も実らず、アーセナルは優勝が遠のく痛恨の敗戦を喫している。
試合後、「タイトルはシティの手に戻った」と指摘されたアルテタ監督は、「それが今の現実だ。数か月間同じ状況が続いている。私たちはこの瞬間が来るかもしれないことを知っていた。今は私たちができることをするだけだ」と、気持ちを切り替えることの重要性を強調していた。
なお、途中出場した冨安について、同メディアは「試合を打開するサブではない」と述べた上で、「ゴールに関しては何の責任もなかったが、ベン・ホワイトと交代したことでアーセナルの右サイドでの攻撃の脅威は消えた」と、ホワイトと比較すると攻撃面で貢献できていなかったとの評価を下していた。