日本代表監督として、4年間指揮を執ったアルベルト・ザッケローニ氏。現在は母国へ帰っているが、イタリアの著名なサッカージャーナリスト、ジャンルカ・ディ・マルツィオ氏のインタビューを受けた。その様子が、ディ・マルツィオ氏のウェブサイト(gianlucadimarzio.com)で6日(現地時間)、公開された。
「日本での経験はユニークで本当に素晴らしかった」と語り始めたザッケローニ前監督。
「 『これで給料をもらっても良いのか?』と思っていた。こんなに良い体験ができるなら、私のほうがお金を払うべきだ」と、日本での生活を絶賛。すっかり日本の魅力に取り憑かれてしまったようだ。
監督時代はワサビ好きで知られるなど、親日家でもあったが、それはリップ・サービスではなかったようだ。「私の人生の中で一番充実した時間だった」とも話している。
ブラジルW杯ではグループリーグで敗退。そして日本代表と共に歩んだ冒険は4年間で終わりを告げた。日本でキャリアを続ける希望もあったようだが、最終的には日本サッカー協会側が新しい監督に託す決断をし、ザッケローニ氏もそれを受け入れた。
「日本に残れなくて残念だが、これからさらなる(次のロシアW杯に向けて)4年間というのは長すぎた」
W杯後に退任したチェーザレ・プランデッリの後任としてイタリア代表監督就任の噂も報道されたザッケローニ氏。
このことについては「イタリアサッカー協会からは何も聞いていなかった。でも彼らが選んだ監督(コンテ)がベストチョイス」だとコメントするに留まった。
【了】
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