名古屋グランパス所属のFWジョシュア・ケネディが来年1月にオーストラリア・Aリーグのメルボルン・シティFCへ移籍することが正式に決定。メルボルン・シティの公式ウェブサイトが伝えている。ケネディは2015−16シーズン終了までチームでプレーすることが発表されている。
ケネディは1999年にオーストラリアのカールトンでプロデビュー後、ドイツへ渡り経験を積んだ。
ケルン、ニュルンベルク、カールスルーエといったブンデスリーガのクラブでプレーした後、2009年に名古屋グランパスへ加入。
2010年には17ゴールを挙げて得点王となり、名古屋のJリーグ初制覇に大きく貢献した。続く2011年にも19得点で得点王に。高い決定力を見せつけた。
オーストラリア代表としては、33試合に出場17ゴール。2006年と2010年のW杯にも出場した。2014年W杯では、最終予選のイラク戦で本大会出場を決めるゴールを挙げた。しかし、残念ながら本大会のメンバーから落選。3大会連続の出場は叶わなかった。
ケネディは公式サイトで、「キャリアの新たな章の幕開けになる。だけど、僕の目標は変わらない。クラブの成功の手助けをすることだけだ。メルボルン・シティには大きなポテンシャルがあると信じているよ」とコメントし、喜びを露わにした。
【了】
フットボールチャンネルfacebookはこちら→
フットボールチャンネルTwitterはこちら→
関連リンク
サッカー好きほど知らない戦術の常識
一流フットボーラーがリアルに語る「個」の戦術論
サッカーと帰化とアイデンティティ 「国」を選んだフットボーラー