チャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第4節が現地時間5日に行われ、バルセロナはアウェイでアヤックスと対戦して0‐2で勝利を収めた。前半と後半に分けて、36分と65分にFWリオネル・メッシが得点。第4節でバルサはPSGと共にFグループ突破を決めた。
メッシは、CL通算71ゴールとなり、歴代得点王の元レアル・マドリーのFWラウールに追いついた。しかし、この記録的数字に達するまでマドリーとスペイン代表の「永遠の7番」は142試合が必要だったが、アルゼンチン代表FWはわずか90試合で達成した。
ライバルであるマドリーのFWクリスティアーノ・ロナウドは、106試合で70ゴール。しかし、現地では同選手がマンチェスター・ユナイテッド時代に予選CLで決めた得点も足した場合、22日の第3節リバプール戦のゴールで既にラウールと並んでいたという議論が話題になっている。
グループステージ以降の得点数で計算した場合、ロナウドは1点差で3位ではあるが、予選も含めて計算した場合、メッシとラウールと肩を並べるという。実際、欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイトでは、3人が71ゴールで共に並んだ記録となっている。
いずれにせよ、ロナウドとメッシがラウールを追い越すことは時間の問題である。今季は永遠のライバル同士による、CL歴代得点王の座を巡る美しい争いもサッカーファンの注目を集めるだろう。
【了】
フットボールチャンネルfacebookはこちら→
フットボールチャンネルTwitterはこちら→
関連リンク
サッカー好きほど知らない戦術の常識
一流フットボーラーがリアルに語る「個」の戦術論
FCバルセロナはまだ進化するか?
バルセロナの哲学はフットボールの真理である
バルサ選手のジュニア時代 家族の愛に支えられ夢を叶えた者たち
FCバルセロナの人材獲得術と育成メソッドのすべて
サッカー バルセロナ戦術アナライズ 最強チームのセオリーを読み解く