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香川真司 10年前

CLで“別の顔”を見せたドルトムント。現地紙は香川へ合格点並べる「ハンターは再び攻撃の中心となった」

チャンピオンズリーグのガラタサライ戦に快勝し、決勝トーナメント進出を決めたドルトムント。不調のリーグ戦とはまったく異なる姿に現地紙も高く評価している。先発出場の香川真司にも比較的、高い採点がつけられた。

text by 本田千尋 photo by Getty Images

「ブンデスリーガのBVBとは全く比較出来ない」

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香川真司にも比較的、高い採点がつけられた【写真:Getty Images】

「ロイスと仲間達がベスト16へと駆け付ける」としたのは、2014年11月4日付のルール地方の地元紙デュッセルドルフ・エクスプレスである。

 同紙は「ガラタサライ・イスタンブールに対する勝利の後で指揮官ユルゲン・クロップのチームは予定前に、未だかつてなく早く次のステージへの資格を得る」とした。

 クロップは次のようにコメントを残している。

「チームは情熱を持って戦い、また常にしかるべき時にゴールできたね。とにもかくにも、簡単ではないグループで我々はとても早く次のステージに辿り着いたよ。今日、我々は単に(この試合を勝利するという)意欲を楽しんだ。明日から再び我々はブンデスリーガに向けて集中する」

 デュッセルドルフ・エクスプレス紙はまた「ブンデスリーガのBVBとは全く比較出来ない」として、国内リーグでは現在18チーム中17位と降格圏に沈むチームのチャンピオンズリーグでのベスト16進出を伝えている。

 デュッセルドルフ・エクスプレス紙によるガラタサライ戦のドルトムントの先発メンバーの採点は次のとおり。

【GK】バイデンフェラー「3」、【DF】ピシュチェク「2」、スボティッチ「3」、ソクラティス「2」、ドゥルム「3」、【MF】ケール「3」、ベンダー「3」、ムヒタリヤン「3」、香川真司「3」、ロイス「2」、【FW】オバメヤン「2」。

 香川には「3」とやや高評価である。

 5日付の独大衆紙ビルトは「凄いロイスの歓喜」と大きな見出しで報じた。

 同紙はまた「彼(ロイス)はドルトムントをベスト16へと撃ち込む」として、先制弾を突き刺したロイスを高く評価している。

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