日本代表のハビエル・アギーレ監督は5日、JFAハウスでホンジュラス戦(14日・豊田)とオーストラリア戦(18日・長居)に向けたメンバー23選手を発表した。
来年1月のアジア杯前最後のテストマッチでもある今回の2試合では、FW豊田陽平(鳥栖)がアギーレ体制で初招集となった。
アギーレ監督は、就任当初から「ボールを持っていない時間に何ができるか」、「FWにも守備を求める」と語っていたが、豊田はこの基準に合致する選手と言える。
フィジカルが強く、空中戦を制する高さを持ち、今季も得点ランクトップタイの15得点を挙げる決定力を備えながら、前線からのプレスでファーストディフェンダーとしてもチームに貢献できるだけに、代表入りを願う声も多かった。
実際、アギーレ監督も豊田について「これまでにはない要素を持ち込んでくれる。岡崎とは違うタイプで新たなオプションとなる。試合を見ても誇りを持って正直にプレーしている」と高く評価した。
アルベルト・ザッケローニ監督の下で2013年に代表デビューを果たしたものの、定着できずにいた豊田。この2連戦、そしてアジア杯と続くアギーレジャパンで日本代表のセンターフォワードの位置を奪う活躍が期待される。
【了】
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