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伊藤涼太郎が圧巻のゴール!
ベルギー1部のジュピラー・プロ・リーグ・プレーオフ2(PO2)第2節、メヘレン対シント=トロイデンVVが現地時間5日に行われた。試合はアウェイのシント=トロイデンが3-2の勝利を収めた。この試合に途中出場を果たした伊藤涼太郎が圧巻の2ゴールでチームの勝利に貢献している。
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シント=トロイデンでは、鈴木彩艶、小川諒也、藤田譲瑠チマ、山本理仁の日本人4選手がスタメン出場。伊藤は山本との交代で58分から途中出場となった。
シント=トロイデンは前半アディショナルタイム(AT)と56分にゴールを奪われ、2点を先行されてしまう。だが、67分にヤルネ・シュトゥッカーズの横パスを受けた伊藤がワントラップから豪快に右足のシュートを決めて、1点を返した。続く76分にアブバカリ・コイタのゴールでシント=トロイデンが同点に追いつく。
そして、89分に途中出場の伊藤がチームを勝利に導く逆転ゴールを決める。左コーナーキックのキッカーを務めた伊藤がこぼれ球を拾うと、ペナルティエリア外の右からドリブルを開始。中へのカットインから、ペナルティアーク付近で右足を振り抜くと、低い弾道のボールはゴール右へ吸い込まれた。
縦回転のボールは急激に沈んで、絶妙なコントロールで右方向へ。シュートスピードもあり、GKも止めることができず。伊藤は巧みなシュート技術で見事ゴールを決めてみせた。
結局、これが決勝ゴールとなり、シント=トロイデンが逆転勝利となった。レギュラーシーズンを9位で終え、7位から12位までのチームで争うPO2に回ったシント=トロイデンは、これで2連勝。PO2でメヘレンと勝ち点26で並び、順位は3位となっている。