FFAは5日、今月18日の日本代表戦に臨むオーストラリア代表メンバー23人を発表した。
ティム・ケーヒルやマーク・ブレッシアーノらこれまで継続的に招集されてきたベテラン勢は引き続きメンバー入りした一方、ACLで大会MVPを受賞して復帰待望論の強かったウェスタン・シドニー・ワンダラーズの守護神アンテ・コビッチの招集は見送られた。
その他にAリーグで好調をキープしている元セレッソ大阪のミッチ・ニコルスが昨年のアジア大会以来久々の代表復帰。出場すれば長居スタジアムでの凱旋試合となる。
Aリーグで活躍している選手が何人選ばれるのかということが現地では注目されていたが、結局6人にとどまった。
リーグ戦3試合で2ゴールと例年以上のペースでゴールを決めているアデレード・ユナイテッドのブルース・ジテや、国内で好調のネイサン・バーンズ、アレックス・ブロスク、負傷明けのマシュー・スピラノビッチらの招集も見送られている。
アジアカップのメンバーに限りなく近いと思われる今回のメンバーだが、オーストラリア代表はW杯後の4試合で1勝しか挙げられていない。
先月はカタール相手に史上初の敗戦を喫し、立場も危ういとされていたポステコグルー監督はアジアカップ前最後の強化試合でチームを立て直すことができるのだろうか。
日本代表対オーストラリア代表は今月18日、大阪の長居スタジアムで19時20分キックオフだ。
オーストラリア代表招集メンバー
【GK】
マット・ライアン(クラブ・ブルージュ)
ミッチェル・ランゲラク(ドルトムント)
【DF】
アレックス・ウィルキンソン(全北現代)
アジズ・ベイク(ブルサスポル)
ジェイソン・デイビッドソン(ウェストブロムウィッチ)
イバン・フラニッチ(FKトルペド・モスクワ)
トレント・セインズバリー(ズウォレ)
ニコライ・トパー=スタンリー(ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ)
【MF】
テリー・アントニス(シドニーFC)
マーク・ブレッシアーノ(アル・ガラファ)
ジョシュア・ブリランテ(フィオレンティーナ)
クリス・ハード(アストン・ヴィラ)
ジェームス・ホランド(オーストリア・ウィーン)
マイル・ジェディナク(クリスタルパレス)
マッシモ・ルオンゴ(スウィンドン・タウンFC)
マット・マッケイ(ブリスベン・ロアー)
マーク・ミリガン(メルボルン・ビクトリー)
ミッチ・ニコルス(パース・グローリー)
アーロン・ムーイ(メルボルン・シティFC)
【FW】
ティム・ケーヒル(NYレッドブルズ)
ロビー・クルーズ(レヴァークーゼン)
マシュー・レッキー(インゴルシュタット)
ジェームズ・トロイージ(ズルテ・ワレヘム)
【了】