チャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第4節が、現地時間4日から5日にかけて行われる。MF香川真司の所属するボルシア・ドルトムントは、4日にホームでガラタサライと対戦する。
バイエルン・ミュンヘンに敗れ5連敗となったリーグ戦。順位も自動降格圏の17位まで落ち、チーム内にも不穏な空気が流れつつある様子。
しかし、CLに関しては絶好調で、ここまで全勝でグループDの首位を走っている。そして、4日のガラタサライ戦に勝利すれば決勝トーナメント進出を決めることが出来る状況だ。
ユルゲン・クロップ監督は、危機的なリーグ戦のために同試合で勝利して9日に行われるボルシアMG戦に良い形で臨みたいと明かしている。
バイエルン戦に敗れはしたが、前のDFBポカール(ドイツカップ)から採用している1トップ2シャドーのシステムがうまく機能。それにより、同様のメンバーで行く可能性もあるが、同紙はFWチーロ・インモービレにチャンスを与えるのではないかと予想している。
インモービレは、1850万ユーロ(約26億円)で獲得したものの、思うような成績が残せていない。さらに、最近では出番も減ってきており正念場を迎えている。
クロップ監督はボルシアMG戦を万全で迎えるため、FWを一人休ませるのではないかと同紙は予想。CLでは2試合出場で2得点と好調のインモービレを起用するのではないかと述べている。
いずれにせよ、まずは勝利してCLの決勝トーナメント進出を決め、リーグ戦に集中したい。
【了】
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