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サッカー界は厳しい世界だ。それでも一際優れた成績を残し、地位や名誉をほしいままにするスター選手がいる。しかし、その中には自身のお粗末な言動や行動によってキャリアを台無しにしてしまう選手や、なかなか伸びきらない選手も存在する。今回は、輝かしい成績を残したものの落ちぶれてしまったスター選手を紹介する。
デレ・アリ(イングランド)
【写真:Getty Images】
生年月日:1996年4月11日
現所属クラブ:エヴァートンFC
今季リーグ戦成績:出場なし
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若くしてイングランド代表にまで上り詰めたデレ・アリも、思っていた成長曲線を描けないでいる。
イングランド3部相当のMKドンズから19歳でトッテナム・ホットスパーに移籍したデレ・アリは、加入初年度の15/16シーズンからその才能を見出されレギュラーに定着。シーズン33試合で10ゴール9アシストを記録し、プレミアリーグの年間ベストイレブンにも輝いた。このシーズンにイングランド代表にも初選出され、2018年にはFIFAワールドカップ・ロシア大会でプレーした。
スター街道をひた走るデレ・アリの転機は20/21シーズンに訪れる。前シーズン途中からトッテナムを指揮するモウリーニョ監督との関係が悪化したのだ。選手を厳しく統率するモウリーニョと奔放な性格のデレ・アリの相性は最悪で、シーズンわずか15試合の出場にとどまった。サッカーへの情熱を失ってしまったのか、翌シーズンもわずか10試合の出場に終わり、シーズン途中にエバートンへの移籍が決まった。
エバートンへ移籍してからも一度下がった調子は戻ってこない。21/22シーズン終了後にトルコリーグのベシクタシュにレンタル移籍をするも、ここでは構想外に。。エバートンに復帰した今季に至っては怪我の影響もあってピッチにすら一度も立っておらず、本来全盛期であるはずの20代後半を残念な形で過ごしている。
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