マンチェスター・ユナイテッドが獲得を目指すレアル・マドリーのFWガレス・ベイル。交渉のカギを握るのはライアン・ギグス氏になるかもしれない。2日、英紙『デイリー・エクスプレス』が伝えている。
ユナイテッドは、ベイル獲得のために来夏1億1500万ユーロ(約161億円)のオファーを提示する意向が現地ですでに報じられている。
同紙によれば、ユナイテッドはベイルの移籍金は用意してあるが、本人は自身の価値を証明するためにマドリーに残りたい意思が強いとのこと。そこで期待されるのが現在ユナイテッドでファン・ハール監督の下でアシスタントコーチを務めるギグス氏だ。
ギグス氏はベイルと同じウェールズ出身。イングランドを選択せず、鋭いドリブルが武器の左利きと共通点は多い。現役時代は“ジャックナイフ”の異名をとったギグス氏。交渉の席でも鋭い切れ味でベイルの気持ちをマンチェスターに向かせることができるだろうか。
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