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ジョバンニ・マルトゥシエッロ監督は鎌田大地を重視？

　ラツィオに所属する日本代表MF鎌田大地は、前監督のマウリツィオ・サッリ氏のもとで十分な出場機会を得られることは出来なかった。しかし、ラツィオの新監督に就任したイゴール・トゥドール氏のもとでは、プレーする機会が増えるかもしれない。イタリアメディア『ザ・ラジアーリ』が報じている。

　鎌田は昨夏、アイントラハト・フランクフルトと契約延長しないことを決断した後に移籍を決断。ミランとの交渉は最終的に破談となるが、次に興味を示したラツィオとの交渉が成立し、今季はセリエAでプレーすることになった。開幕戦のレッチェ戦から先発起用され、第3節のナポリ戦ではゴールを決めたが、徐々に出場数が減少。途中出場が多くなったことで、今夏に移籍する可能性も浮上している。

　しかし、鎌田がラツィオで出場機会を得るチャンスが訪れたようだ。同メディアによると、トゥドール監督は現在の選手起用を見直し、今後数週間で見たものに基づいて、信頼する選手を決めるという。また、同メディアは「クロアチア人監督は鎌田にもっと合うかもしれない3-4-2-1のフォーメーションを試しており、手遅れになる前に状況を好転させることが出来るという楽観的な見方もある」と報じ、監督交代は鎌田にとって良い傾向との見解を示した。