韓国サッカー 最新ニュース
タイサッカー協会会長、選手を励まし取材対応も
韓国代表は26日、FIFAワールドカップ2026アジア2次予選兼AFCアジアカップサウジアラビア2027予選でタイ代表と対戦し、3-0の勝利をおさめた。韓国メディア『SBSニュース』などが、韓国代表の選手だけでなく、タイサッカー協会のヌワンパン・ラムサム会長の振る舞いを大絶賛している。
月額720円お得に観るならDMM×DAZNホーダイ[PR]
19分に韓国代表のイ・ジェソンが右足で先制点を決めると、54分にはイ・ガンインのアシストからソン・フンミンが追加点を決めた。さらに、82分にはキム・ミンジェからパスを受けたパク・ジンソプが得点し、韓国代表が3-0の勝利をおさめている。この結果、勝ち点10で首位をキープし、韓国代表の選手たちが称賛されている。
しかし、それ以上に注目を浴びた人物がいた。マダム・パンの愛称で知られるタイサッカー協会会長のラムサム氏だ。今年2月に行われた会長選にて、得票率93%という圧倒的支持率で就任したAFC加盟国史上初の女性会長である。保険会社ムアンタイ・インシュアランスの社長兼CEOであり、2015年にはタイ女子代表マネージャーとして同代表を初のワールドカップ出場に貢献したこともある。
今回の韓国戦前には、タイ代表の選手たちに対し、勝ち点に応じてボーナスを支給することを約束していた。それだけ重要視していた韓国戦だが、結果は0-3の完敗。チケット完売で満席のスタジアムから、罵声を浴びせられる可能性がある状況で、ラムサム氏がピッチに降りて、選手たちを励まし、さらにファンとコミュニケーションを取っていたという。それだけでなく、試合後には選手たちが取材を受けるミックスゾーンにも登場し、謝罪と今後に向けての意気込みを語ったようだ。
同メディアによると、韓国代表ファンは「理想的なサッカー協会会長の姿」「羨ましい」といった反応を見せているという。また、韓国メディア『ZUMニュース』はタイトルに「チョン・モンギュ会長とは全く違う」とつけ、「大韓サッカー協会のチョン・モンギュ会長は、アジアカップ後、まだ明確な原因究明や対策を出せずにいる。チョン会長もこの日のタイ戦をVIP席で見守ったらしいが、韓国取材陣はチョン会長がタイに来たという事実さえ、後で現場写真を見て知ったほどだ。メディアとのコミュニケーションは全く無い」と報じている。
【関連記事】
韓国国会議員が日本代表ユニフォームを問題視「政治利用だ」
英国人が見たサッカー日本代表対ベトナム戦「これはヤバイ!」「久保建英は…」「三笘薫の不在は思ったより…」
【アジア杯グループリーグ順位表】AFCアジアカップカタール2023<組み合わせ>
【了】