セリエA第10節が現地時間の2日に行なわれ、ミランはホームでパレルモに0-2と敗北を喫した。
試合後のインタビューでミランのフィリッポ・インザーギ監督は自らの采配ミスを認めた。イタリアTV局『スカイ・スポーツ』が報じている。
パレルモに終始試合を支配されたミラン。枠内シュートはパレルモの7本に対し、ミランが半分以下の3本に終わっている。インザーギ監督は「これがサッカーだ。我々が酷すぎるという試合ではなかった。パレルモが素晴らしかった」と対戦相手のプレーを賞賛した。また、自らの采配については「今日の試合では私に一番の責任がある」とミスを認めた。
一方で、目立った活躍ができず途中交代となった本田圭佑については、「彼はずっとプレーし続けてきた」と、疲労蓄積について言及した。本田と交代で出場したジャンパオロ・パッツィーニについては、「ウイングであるジェレミー・メネーズとステファン・エル・シャーラウィにクロスを期待したのだが…」と上手く機能しなかったことを悔やんだ。
この敗北でミランは暫定7位に転落した。次節はアウェイで暫定3位と好調を維持するサンプドリアと対戦する。
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