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平河悠の得点で先制も

【U-23日本 1-3 U-23マリ 国際親善試合】

　サッカーU-23日本代表は22日、国際親善試合でU-23マリ代表と対戦した。試合は1-3でU-23日本代表が敗れた。

　すでにパリ五輪出場を決めているU-23マリ代表との試合で、U-23日本代表は細谷真大らがベンチスタートとなるが、開始早々に先制した。2分、右サイドからのFKを山田楓喜が中へ入れると、ゴール前の混戦から平河悠が決めて、幸先良く先制する。

　しかし、その後はミスもしばしばみられてなかなか攻めきれず、U-23マリ代表に押し込まれるシーンもあった。34分にはGKからのショートパスを受けた川﨑颯太がパスミス。これを拾われたところからママドゥ・サンギャレにゴールを許し、前半は1-1で終了した。

　U-23日本代表は、後半開始から細谷真大と染野唯月を投入し、2トップに変更した。この交代の影響でサイドにポジションを移した藤尾翔太が良い突破を見せるなど、鋭い攻撃を見せられるようになった。

　しかし、次のゴールを決めたのもU-23マリ代表だった。53分、サンギャレがペナルティーエリア右手前から左足でシュートを放つと、GK野澤大志ブランドンが前に弾いたボールをママドゥ・トゥンカラに詰めて逆転弾となった。

　U-23日本代表は、64分に小見洋太と内野貴史を投入するが、劇的な変化は生まれない。76分には内野のパスを細谷がワンタッチで落として川崎が決定機を迎えたが、シュートは枠外だった。

　その後、さらに藤田譲瑠チマと佐藤恵允を入れると、U-23日本代表が押し込む時間となるが、最後まで同点弾は生まれず。終了間際にはさらにゴールを許し、U-23マリ代表に1-3で敗れた。

【得点者】
2分 1-0 平河悠（U-23日本）
34分 1-1 ママドゥ・サンギャレ（U-23マリ）
53分 1-2 ママドゥ・トゥンカラ（U-23マリ）
90分 1−3 ブバカル・トラオレ（U-23マリ）