ミランのフィリッポ・インザーギ監督は、思わぬ批判にも全く動じていないようだ。
FWジャンパオロ・パッツィーニの妻であるシルヴィア・スリッティさんが29日、ツイッターで「いつも出番は3分ばかり…それで選手を評価できるわけがないわ!」とインザーギ監督を批判した。同選手は今季、インザーギ監督のもとで出場機会が減少。9試合でスタメンはゼロで合計51分の出場となっている。
一部では内部崩壊の危機かと噂されたものの、大きな問題とはならなかったようだ。イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が伝えている。
インザーギ監督はシルヴィアさんの批判について聞かれると、「あれはちょっとした憂さ晴らしだったね。僕やクラブは少し嫌な思いをした」とコメントした。しかし、「ただ、パッツィーニは電話で謝罪してきたんだ」と既に解決した問題であることも強調している。
また、同監督はチームの練習態度について「私は余計なことをせずにすむんだ。選手たちは非常にプロフェッショナリズムを持って練習に参加している」と満足げに語った。
現在、セリエAで3位と好調を維持するミラン。インザーギ監督は少なくとも”選手たち”とは良好な関係を築いているようだ。
【了】
フットボールチャンネルfacebookはこちら→
フットボールチャンネルTwitterはこちら→
関連リンク
本田に生きる道はあるか?
強いやつに勝ちたい。世界中に認められたい
遠藤保仁、W杯を語る。日本サッカーが手にした知性
本田圭佑という哲学 世界のHONDAになる日
代表23人が語る 敗北の真実
ザックジャパンの軌跡 蒼き戦士たちの躍進とブラジルでの敗北、そして未来