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田中碧が決勝弾

【日本 1-0 北朝鮮 FIFAワールドカップ2026アジア2次予選】

　サッカー日本代表は21日、FIFAワールドカップ2026アジア2次予選兼AFCアジアカップサウジアラビア2027予選で北朝鮮代表と対戦した。試合は1-0で日本代表が勝利を収めた。

　AFCアジアカップカタール2023のあとで初めての試合となる日本代表は、立ち上がりに田中碧が先発起用に応えた。開始2分、堂安律の折り返しを決めて、幸先良くリードを奪う。

　その後も主導権を握った日本代表は、守田英正や堂安に惜しいチャンスが訪れるが決めきれず、なかなか追加点は生まれない。43分には速攻から堂安に決定機があったものの、これも決まらず、1−0で折り返す。

　後半の立ち上がりは北朝鮮代表が好スタートを切り、47分に決定機をつくって勢い付いた。日本代表は苦しい時間帯となり、58分には守田に代えて遠藤航を投入し、試合を落ち着かせようとする。

　日本代表は66分に上田綺世にチャンスが訪れるが、パスが足元に入ってしまい、うまくシュートに持ち込めない。75分には堂安、南野拓実、菅原由勢を下げて、谷口彰悟、浅野拓磨、橋岡大樹を入れて3バックに変更した。

　終盤はリスクをおかさず、リードの維持を最優先にしながら2点目を狙う形に。北朝鮮代表がやや熱くなってラフプレーが目立つ中、日本代表は最後まで冷静さを維持して逃げ切りに成功し、勝ち点3を手にした。

【得点者】
2分 1-0 田中碧（日本）