DF内田篤人が所属するシャルケのMFユリアン・ドラクスラーに、レアル・マドリーが注目しているようだ。FIFA公式代理人のフランソワ・ガヤルド氏が、30日のスペインのTV番組『ネオックス』で明かしている。
シャルケの10番を背負い、エースとして君臨するドラクスラーにレアルが注目している。レアルのレジェンドで、シャルケに2シーズン在籍したFWラウールの推薦によるもののようだ。
ガヤルド氏は、同TV番組で「ラウールは彼のことを強く勧めていた。レアルは常にその成長を注視している」とコメント。ラウールの推薦で、レアルがドラクスラーに注目していることを明かした。
ドラクスラーは18歳でトップチームデビューを果たし、ラウールとは2年間ともにプレーしている。ラウールがシャルケを退団する際には「私は彼が大きく飛躍すると感じている」と、そのポテンシャルを評価。そして「彼が2年くらいでイングランドまたはスペインのトップクラブに行けると信じている」と、話している。
ドラクスラーはシャルケと2018年まで契約を結んでいるが、4500万ユーロ(約63億円)の違約金で移籍可能な様子。現在の市場価値は推定3000万ユーロ(約42億円)と言われており、違約金を下回るため、しばらくは移籍しそうにない。
しかし、現在21歳という年齢を考えると、今後飛躍的に伸びる可能性も秘めている。ラウールも「彼に助言と手助けをしたい」と語っており、移籍の後押しとなる可能性も強い。
内田と大の仲良しと言われるシャルケのエースが、白いユニフォームに袖を通す日は、そう遠くないかもしれない。
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