海外日本人選手 最新ニュース
現在はサッカー日本代表の大半を欧州組が占めており、欧州クラブでプレーする選手たちの経歴は十人十色だ。Jリーグで実績を残して海を渡る選手もいれば、高校から直接移籍する選手や、海外で生まれ育った選手もいる。今回は、海外でプレーする10代の選手をピックアップし、これまでの経歴や現状を紹介する。
DF:前田ハドー慈英
【写真:Getty Images】
生年月日:2004年4月2日(19歳)
所属クラブ:ブラックバーンU-21(イングランド)
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かつてプレミアリーグの最多得点記録保持者であるアラン・シアラーがプレーしたことで知られるブラックバーンのU-21に所属している日本人選手がトップチーム昇格を目指している。
香港でイギリス人の父と日本人の母の間に生まれた前田ハドー慈英は、12歳で渡英してブラックバーンのユースに加入。順調にカテゴリーを上げると、2022年7月にプロ契約を結んだ。現在はU-21を主戦場にプレーしており、本職の右SB以外にも左SBやCB、ボランチなどでもプレー。本来は攻撃的な選手だが、持ち前のユーティリティー性で複数のポジションをこなしている。
年代別代表では2022年5月に開催されたモーリスレベロトーナメント(旧トゥーロン国際大会)に出場するU-19日本代表に選出され、同年にはU-20代表にも招集。約2年間代表からは遠ざかっているが、イギリスの地で順当に成長しており、トップチーム昇格が待ち望まれる。
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