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【写真：Getty Images】

三笘の再現を狙うブライトン

　英メディア「Football365」は、サッカー日本代表MF三笘薫が所属するブライトンが、今夏にアーセナルの下部組織出身であるFWリース・ネルソンの獲得を検討していると報じた。ブライトンはネルソンを獲得することで「三笘移籍の再現を狙っている」と、同メディアは伝えている。

　現在24歳のネルソンは、今シーズンここまで公式戦23試合に出場して1得点3アシストを記録している。しかし、リーグ戦での先発出場はなく、同メディアは英メディア『Football Insider』の記事を引用する形で、ネルソンはより多くのプレー時間を望んで退団する可能性があると指摘していた。

　同メディアによると、ブライトンがネルソン獲得に強い関心を示しているのは、日本のスターである三笘と同じ役割をこなせることが期待でき、日本人選手の再現を狙っていることが理由であると報じている。

「ネルソンは右利きの左ウイングであるため、三笘と同じようにドリブルで中に切り込むことで、よりゴールに直結する働きが期待できる。ネルソンは右サイドでも左サイドと同じくらいプレーできる能力を備えており、逆サイドの攻撃において新たな選択肢を提供する可能性がある」

　また、アーセナルが今夏にネルソンを放出する場合、最大で3000万ポンド（約48億円）を求めるだろうと同メディアは指摘した。ブライトンは、昨夏にブラジル人FWジョアン・ペドロを獲得するのに同額の移籍金をワトフォードに支払っており、ネルソンが期待通りの活躍をするのであればクラブは獲得に動く可能性が高いと報じられている。