ロンドンを本拠地とするクラブに在籍するプレミアリーグの選手や監督らが、第一次世界大戦開戦100周年を記念する30日の「ロンドン・ポピー・デイ」に、ロンドン地下鉄のアナウンスとして登場することが明らかとなった。29日の英紙『ミラー』など複数メディアが報じた。
アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督と主将のミケル・アルテタは、クラブの本拠地エミレーツ・スタジアムがある最寄りのアーセナル駅、ホロウェイ・ロード駅、フィンズベリー・パーク駅のアナウンスを務め、チェルシーで主将を務める元イングランド代表DFジョン・テリーは同じくクラブ最寄りのフラム・ブロードウェイ駅、ウェスト・ブロンプトン駅、アールズ・コート駅の音声となって登場し、「足元にご注意ください」、「次は○○駅です」などの録音声が流される。
この他、トッテナムからはイングランド代表MFアンドロス・タウンゼンドとウェールズ代表DFベン・デイビス、QPR(クイーンズ・パーク・レンジャーズ)からは元イングランド代表のMFジョーイ・バートンとGKロブ・グリーン、2部リーグのフラムからは元イングランド代表MFスコット・パーカーとダン・バーンも、それぞれのスタジアム最寄駅でアナウンスを担当する。
一方、このイベントに参加しなかったロンドンのプレミアリーグ在籍クラブはウェストハムとクリスタル・パレスとなっており、他の駅では各界の著名人の声も流される予定。
第一次世界大戦が終結した11月11日の英霊記念日に際し、11月7日と8日に行われる全国各地の試合では、例年通り一分間の黙祷が行われるほか、チームシャツの胸の部分にはポピーの花が施される。
この日のイベントは英国在郷軍人会連盟によって催され、ポピーのアクセサリーや寄付などの収益金は全て英軍関係者への支援に充てられる。
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