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長友佑都の招集理由は?
日本サッカー協会(JFA)は14日、FIFAワールドカップ26アジア2次予選兼AFCアジアカップサウジアラビア2027予選の北朝鮮代表との2試合(3月21日/国立競技場、3月26日/金日成競技場(平壌))に臨むサッカー日本代表メンバー26名を発表した。森保一監督が、久々の招集となった長友佑都について言及した。
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アジアカップでは伊藤洋輝が3試合、中山雄太が2試合で左サイドバックとしてプレーした。伊藤は今回のメンバーにも選出されているが、中山は左膝の内側側副じん帯を損傷。英メディア『ヨークシャー・ライブ』は今季絶望と伝えている。
そして、37歳の長友が2022年のカタールワールドカップ以来の招集となった。4度のW杯出場を誇るベテランDFのメンバー入りは、ホーム&アウェイで厳しい戦いが予想される日本代表にとって心強い。森保監督が「長友佑都にはピッチ内外で存在感を発揮してもらえればなと思います」と語るように経験豊富なSBが若手選手たちにもたらす影響は大きいはずだ。
「ピッチ外のところに期待していますが、長友がいない中でもチームとしては少しずつ成長していたと思いますし、欠けていたから彼に頼るということは考えていません。さらなるパワーアップのために招集させていただいた」
指揮官がそう語るように長友を招集した理由は精神的支柱だけではない。「プレーヤーとして彼を選んだということを皆さんにお伝えしたい。これまでの活動を振り返った中で、いろんな成果と課題の中での選出となります。Jリーグ3節を視察して、選手としての評価で主観的にもチームの中で存在感を発揮して良いプレーをできていますし、客観的にデータとしても高強度のプレーをしている」と招集の理由を説明した。
FC東京に所属する長友は2月に開幕した今季のJ1リーグにおいて、ここまで3試合連続のスタメン出場。チームでしっかりと試合に出ている上での招集となっており、森保監督は「日本人選手の中でもトップのグループとして発揮できることを示してくれている。我々が戦う上でも1対1で勝っていく、良い守備から良い攻撃に繋げていくのを彼はFC東京でもそれを示してくれていますし、代表チームでもまた彼の力を出して戦えたらなと思います」と期待を寄せた。
特にアウェイでの一戦は厳しい戦いが予想され、長友の力が必要になる時が来るだろう。ベテランSBが再び日の丸を背負ってピッチで躍動する姿が楽しみだ。
(取材:加藤健一、文・構成:編集部)
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