セリエA第9節が現地時間29日に行なわれ、ミランはアウェイでカリアリ相手に1-1の引き分けに終わった。
13位のカリアリとの一戦となったミランだが、相手の積極的なプレスに苦戦。前半24分にはビクトール・イバルボに先制ゴールを許すも、10分後に ジャコモ・ボナベントゥーラのゴールで同点に。後半もカリアリに攻め立てられるも守備陣の奮闘もあり引き分けに持ち込んだ。
この試合でミランのMF本田圭佑は今季3回目となるフル出場を果たした。2本のシュートと3度のチャンス創出とチームに貢献したものの、決定的な仕事は出来ずに終わっている。
なお、ナポリのホセ・マリア・カジェホンとユベントスのカルロス・テベスもノーゴールに終わったため、本田は得点ランキングで2位をキープしている。
試合後、ミランのフィリッポ・インザーギ監督は厳しいゲームだったことを明かした。イタリアTV局『スカイ・スポーツ』のインタビューで、「カリアリは前節、土曜日の昼にゲームに挑み、我々は夜に戦った。回復するのは難しかったんだ」と語り、過密日程を戦ったチームを擁護した。
また、この試合はドローに終わったミランだが、サンプドリアとウディネーゼが敗れたことで暫定3位に浮上している。しかし、指揮官は「順位表は見ないよ。試合ごとに成長していかなければいけない」と気を引き締めた。
ミランは次節、ホームでパレルモと対戦する。
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