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1993年に開幕したJリーグでは、数多くの外国人選手がプレーしてきた。見事な活躍をしてクラブの目標達成や発展に貢献した助っ人がいるが、期待に応えられず、ほとんどピッチに立つことなく日本を去った選手も少なくない。今回は、柏レイソルで活躍できなかった外国籍選手を6人紹介する。※成績は柏レイソル在籍時のもの。
FW:リカルド・ロボ(ブラジル)
【写真:Getty Images】
生年月日:1984年5月20日
在籍期間:2012年1月~同年6月
Jリーグ成績:7試合0ゴール
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ブラジル出身のFWリカルド・ロボは数々のブラジル国内クラブを渡り歩き、2010年にメトロポリターノからJ2の栃木SCに加入した。栃木では在籍した2年間でリーグ戦67試合28ゴール4アシストと申し分ない成績を残し、2012年に前年のJ1で優勝を果たしていた柏レイソルへの加入が決まった。
当時の柏はジョルジ・ワグネルやレアンドロ・ドミンゲス、元日本代表の工藤壮人氏など強力な攻撃陣を擁していたものの、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)に挑戦するということもあり、彼らに匹敵する攻撃力を持ったアタッカーを欲していた。ロボも活躍を期待されていたが、リーグ戦7試合の出場でゴールを挙げることができず。ACLでは2アシストを記録したものの、自ら得点をマークするまでには至らなかった。結局、同年6月にはジェフユナイテッド千葉にレンタル移籍となり、そのまま柏に帰ってくることはなかった。
千葉移籍後は愛媛FCでプレーし、2016年には栃木に5年ぶりの復帰。その後は母国ブラジルリーグでキャリア終盤を送り、2019年をもって現役を引退した。