ブンデスリーガ第9節が現地時間25日に行われ、MF清武弘嗣、DF酒井宏樹の所属するハノーファーは、アウェイでボルシア・ドルトムントと対戦して1-0で勝利している。
この試合で、清武は移籍後初ゴールを記録。3連敗中のチームを救う貴重なゴールとなった。ドイツ紙『ビルド』は、清武自身だけでなくチームとっても、今季のアウェイ初得点、初勝利となる得点になったと27日付で報じている。
同紙によれば、このFKの前に清武とFWホセルの間で、細かなやり取りがあったという。
ホセルはFKの前に清武のもとに駆け寄り、清武に蹴るよう様に命じたようだ。同選手は「キヨは素晴らしいキッカーだ」と、コメント。そして、「キヨには、“練習のように簡単に蹴れ”と言ったんだ」と明かしている。
ここまで、今季の清武はゴールどころかアシストも記録しておらず、批判されていた。監督も期待した前節も結果を残せず、この試合が正念場だった。
今回のゴールは、3試合連続無得点の重苦しい雰囲気も吹き飛ばした。3連敗のチームを救い、アウェイ初勝利をもたらした清武は、これでようやくハノーファーの仲間入りできた様子。
ここから、清武の本領発揮に期待がかかる。
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