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ドルトムント、“ゲン担ぎ”CL仕様ユニで臨むも泥沼4連敗。前を向くクロップ監督「戦い続けなくてはいけない」

text by 編集部 photo by Getty Images

ドルトムント、“ゲン担ぎ”CL仕様ユニで臨むも泥沼4連敗。前を向くクロップ監督「戦い続けなくてはいけない」
ユルゲン・クロップ監督【写真:Getty Images】

 ブンデスリーガの第9節が現地時間25日に行われ、MF香川真司の所属するボルシア・ドルトムントはホームで、MF清武弘嗣、DF酒井宏樹の所属するハノーファーと対戦し0-1で敗れた。

 22日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)でガラタサライ相手に完勝を収めたドルトムント。試合後に「リーグとCLは違う」と、監督を含め多くの選手が話していたが、その勢いは持ちこみたかった。さらに、3連勝のゲンを担いで普段のリーグ用ではなく、CL仕様のユニフォームを着用。怪我で心配されていたMFスベン・ベンダー、DFマッツ・フンメルス、DFエリック・ドゥルムも間に合い、ほぼベストメンバーで臨んだ。

 しかし、試合後、クロップ監督は「多くのチャンスがありながらものにできなかった」と、語ったように攻めながらもゴールは奪えず、清武のFK一発に沈み敗戦となった。

 同監督は試合後の会見で、何度もチャンスを決めきれなかったことを悔やんでいる。そして「早い段階で多くのチャンスを向けたが、決めきれなかった。全体を通しても4、5回は確実に決められるチャンスはあった」とコメント。「最後のところで精度が足りなかった」と、肩を落とした。

 4連敗となってしまったが、落ち込んではいられない。クロップ監督は「だいぶ良くはなっている。ただし、まだ不十分だ。もっと努力し、我々は戦い続けなくてはいけない」と、前を向いた。

 28日には、すぐDFBポカール(ドイツカップ)がある。そして、次節はバイエルン・ミュンヘンと対戦する。現在のチーム状態でバイエルンに勝つことは厳しいと言える。しかし、本来の力を発揮してバイエルンに勝利できれば、浮上のきっかけをつかめるに違いない。

【了】

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