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リーグ戦で勝てないドルトムント、清武のFKに沈み泥沼4連敗。香川は途中出場も仕事果たせず

text by 編集部 photo by Getty Images

清武が直接FKで移籍後初ゴール

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直接FKを決めた清武弘嗣【写真:Getty Images】

 ドイツ・ブンデスリーガの14-15シーズン第9節が行われ、日本代表MF香川真司が所属するボルシア・ドルトムントは、ホームでハノーファーと対戦した。ドルトムントの香川はベンチスタートとなった。ハノーファーは清武弘嗣がスタメン、酒井宏樹はベンチ外となっている。

 リーグ戦3連敗中と調子の上がらないドルトムント。好調のチャンピオンズリーグ(CL)では相手が前がかりになるためスペースを突くことができるが、リーグでは守備的な相手を崩すことができない。

 立ち上がりはハノーファーが攻めるシーンもあったが、次第にドルトムントが攻勢を強めていく。

 12分、左からロイスがサイドチェンジを送ると、落としに反応したムヒタリアンが振り向きざまに左足シュートを放つもGKがセーブ。

 18分にはロイスのCKをフンメルスが頭で合わせるも、これもGKにストップされる。20分、今度はロイスが自ら狙うも枠を逸れる。

 ドルトムントはサイドチェンジで相手を揺さぶりながらチャンスを伺うも、なかなかゴールは奪えない。

 39分、ショートカウンターからオーバメヤンのパスをロイスが狙うも惜しくもクロスバーの上を越えた。

 チャンスを作ったドルトムントだったが、前半は得点を奪えずスコアレスで折り返す。

 47分、ムヒタリアンの右クロスをファーサイドで受けたロイスが完璧なタッチから左足で狙うも、これも決められない。

 55分、ピシュチェクの右からのグラウンダーのクロスをアドリアン・ラモスが落とし、ロイスが詰めるもゴール右へ外れる。

 61分、ここまで守勢を強いられていたハノーファーが先制する。FKを得ると清武が右足を振り抜く。壁を飛び越え鋭く落ちるとゴール左へ決まった。

 清武は65分にもボレーシュートを放つもこれは決められない。

 66分、ドルトムントはギュンドアンに代えて香川を投入する。香川はゴール前へ果敢に飛び出すなどチャンスを作ろうとしたがゴールは生まれず。

 結局ドルトムントは得点を奪えず試合終了。清武のFKに沈みリーグ4連敗となった。

【了】

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