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香港のファンがリオネル・メッシに激怒

　プレシーズンマッチ「Inter Miami in Tokyo 2024」、ヴィッセル神戸対インテル・マイアミが7日に行われた。試合は0-0のスコアレスでPK戦に突入し、神戸がPK戦を4-3で制した。マイアミではアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが出場したが、それに香港のファンが激怒しているようだ。

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　2024シーズンのアメリカ・メジャーリーグ・サッカー（MLS）は現地時間21日に開幕する。それに向けてマイアミは国外でプレシーズンツアーを敢行。エルサルバドルやサウジアラビア、香港でも試合を行っていた。同ツアー最後の地となったのは日本。神戸との試合ではルイス・スアレスやセルヒオ・ブスケツがスタメン出場し、メッシは60分からプレーした。

　内転筋を負傷していたメッシは、4日に行われた香港イレブンとの試合を欠場していた。メッシが出場しなかったため、香港ファンからはブーイング。また、神戸戦でメッシが出場したことにより、香港ファンの怒りは収まらなくなった。

　米メディア『ESPN』はメッシが神戸戦に出場したことを伝え、「香港での試合では、1枚のチケットに5000香港ドル（約9.4万円）近く支払った4万人のファンが集まった。しかし、東京では国立競技場の全座席が埋まらなかった」と指摘した。また、同メディアによると、SNSでは香港のファンから「（チケットを）返金しろ」や「メッシを国家安全維持法で逮捕しろ」などの声が挙がったという。

　マイアミは東京を離れ、16日にフロリダ州でニューウェルズ・オールドボーイズと親善試合を行い、21日に行われるレアル・ソルトレイクとの開幕戦に臨むこととなる。香港ファンからブーイングを浴びたメッシだが、今季はどんなプレーを見せてくれるのだろうか。