韓国代表はバーレーン代表、ヨルダン代表、マレーシア代表と同組のグループEに入り、初戦はバーレーン代表を相手に3-1の勝利をおさめる。しかし、第2戦のヨルダン戦は終了間際に韓国代表が追いつく形で2-2の引き分けになった。第3戦のマレーシア戦も終盤に点を取り合って3-3のドローとなっている。韓国代表はE組2位で決勝トーナメント1回戦へ進むと、サウジアラビア戦も土壇場で追いつき、PK戦の末に勝利をおさめた。さらに、準々決勝のオーストラリア戦も後半アディショナルタイムに追いついた後、延長戦の勝ち越しゴールによって2-1の勝利をおさめている。

　ぎりぎりの状況が続いていることを受けて、韓国メディアによれば、韓国代表にはゾンビサッカーという異名がついているようだ。ヨルダン代表との対戦成績は3勝3分の無敗ではあるが、同メディアは「反対側ではイランとカタールが対戦する。西アジア最強と認められるイランと開催国のカタール、ともに難敵だ。特にイランが決勝に上がると、韓国の優勝へ向けた挑戦はさらに大変になる。イランは、韓国にいつも激しい相手だった。もし、韓国がヨルダンを相手にしても延長戦をして体力を消耗したら、体にぶつかってくるイランを相手することはさらに難しくなるだろう。それが、ヨルダン戦は90分以内に、韓国代表の選手たちがゾンビに変身する前に、終わらなければならない理由だ」と報じている。

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