イングランド、チャンピオンシップ(2部相当)のダービーなどでプレー経験のある元プロサッカー選手メディ・アバリンバが詐欺罪により4年の懲役処分を言い渡された。22日イギリス『BBC』を始め複数メディアが報じている。
アバリンバはチェルシーが保有権を持ち、現在はスペインのラージョ・バジェカーノに在籍する日系三世のフランス人アタッカー、ガエル・カクタ選手になりすましていたという。
盗んだクレジットカードの情報を使い、セルフリッジ(イギリスの高級百貨店)で2万ポンド(約340万円)相当の洋服を買い、ナイトクラブでは1本2000ポンド(約34万円)のシャンパンを飲んだ。
1泊800ポンド(約13万6,000円)の高級ホテルに宿泊したかと思えば、マンチェスターからロンドンヘ行くのにヘリコプターを手配したりと、まさにやりたい放題。
ガエル・カクタを名を借りることで、周りの人間はそれを信じきっていたようだ。アバリンバは、「みんな自分のことをセレブとして扱ってくれた」と話しているという。
本人は複数容疑をすでに認めており、4年の懲役判決が下されている。
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