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堂安律は途中出場

　サッカー日本代表は19日、AFCアジアカップカタール2023・グループリーグD第2節でイラク代表と対戦し、1-2の敗北を喫している。この結果により、日本はグループ首位通過の可能性を失ってしまった。試合後、途中出場の堂安律がインタビューに応えた。

　堂安は61分に久保建英との交代で途中出場を果たす。2点ビハインドという難しい状況で送り出された同選手は「圧倒的にシュートがなかったので。シュートを打たないとと思いながら入って、イメージ通りできたと思うんですけど、まぁ早めに僕のチャンスで決めていれば変わってた」と振り返るように相手ゴールに迫るシーンを何度も作るも、ゴールを奪えずに試合を終えた。

　今回の敗戦で国際Aマッチの連勝が10でストップとなったが、堂安は悲観していない。「ずっと良いわけないので」といつかはこの連勝記録が止まる時が来ると感じていたという。また、同選手は「上手い選手だけじゃ勝てないというのは全員が欧州で戦ってる中で分かってましたし、チームの中にリーダーが多ければ多いほど僕は立て直す力があるチームだと思っているので」とコメント。日本がここから優勝へ向けて修正できる力があると感じている。

　ドイツ代表を2度も倒し、FIFAランキングも17位までに上昇。世界を驚かせ、歴代最強のとの呼び声も高い日本代表だが、堂安は「『史上最強』と言われてる中で、『調子に乗るな』って言われてるような感じもするので」と自身の現状を客観的な視点で見えている。さらに「僕たちも調子に乗らずにやらないといけないし、選手自身が感じてますし、それは集中して挑みたいと思います」と意気込んだ。

　次戦はインドネシア代表とのグループD最終戦。首位通過は無くなったが、インドネシアにしっかり勝って決勝トーナメントに進みたい。

（取材：元川悦子【カタール】、構成：編集部）

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