チャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第3節が現地時間22日に行われ、MF香川真司の所属するボルシア・ドルトムントはアウェーでガラタサライに勝利した。
同試合前に、MFマルコ・ロイスはバイエルン・ミュンヘンが獲得に興味を示していることを質問されたが、明言は避けたとドイツ紙『ビルド』が22日付けで報じている。
前日にバイエルンのカール=ハインツ・ルンメニゲ会長は「ロイス獲得について、クラブ側は真剣に考えている」と発言。それにより、2015年の夏以降に2500万ユーロ(約35億円)の違約金を払えば移籍可能と言われていた同選手の去就について、ドイツ国内では注目を集めていた。
さらにはフランツ・ベッケンバウアー氏も「バイエルンは、ロイスについて話し合っている。バイエルンが何かについて話し合いをするときはいつも真剣だ」と、『スカイ』のインタビューに答えたという。
しかし、ロイス本人は「何も言うことはない。大事な試合を目の前に控えている。今考えているのはそれだけだ」と、試合前ということもあり明言は避けた。
ドルトムントは、CLで3連勝しているものの、リーグでは3連敗中。リーグ戦でも結果を残したいだけに、CLでスーパーゴールを決めたエースの移籍問題は、大きな悩みの一つになりそうだ。
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