チャンピオンズリーグのグループステージ第3節、CSKAモスクワ対マンチェスター・シティの一戦は無観客試合として開催された。
しかし、実際には200人余のCSKAサポーターがスタジアムで試合を観戦していたとして、UEFAは調査に乗り出していた。
この試合、スタジアムに入場が許されていたのはスポンサーやメディア、クラブ関係者などの650人だった。
CSKAサポーターの存在に気づいたマンチェスター・シティのDFヴァンサン・コンパニも怒りを露わにするなど波紋が広がっていた。
しかし、現地時間22日のイギリス『デイリーメール』によれば、UEFAはCSKAに対し、いかなる処分もないと発表。
UEFAは声明の中で、「スタジアムに入場していたのは、許可されていた人間のみで、不適切な行動をとったものもいなかった」との見解を述べている。
ただし、将来的にはクラブに対する処分として、無観客試合ではなく別の解決法を検討する構えもあるという。
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