MLS(メジャーリーグサッカー)の第33節、トロント対モントリオールが18日に行われ、1-1で迎えた試合終了間際、トロントのGKジョー・ベンディクが負傷を装ってピッチに倒れ込んだモントリオールのMFフェリペの演技を見破り、持ち上げて立たせた行為がソーシャルメディア上で称賛を浴びている。
3人の退場者を出した同試合は試合終了間際まで大荒れとなった。コーナー付近で左足首を押さえて倒れ込んだフェリペがファウルを獲得すると、ベンディクが主審に猛抗議。その後、ベンディクが両手でフェリペを持ち上げてピッチの外へと運び出すと、フェリペは怒りのあまり思わず演技を忘れ、ベンディクにケンカを仕掛ける行為に転じた。
ベンディクはフェリペのシミュレーションを実証したものの、主審にイエローカードを提示された。だが、ソーシャルメディア上では
「よくやった!」
「奇跡だ! フェリペが歩いたぞ!」
などとベンディクを支持し、称賛する声が噴出した。同動画は2日間で18万5000回の再生を記録している。
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