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トルシエ監督が伝えたこととは?
サッカー日本代表は14日、AFCアジアカップカタール2023・グループリーグD組第1節でベトナム代表と対戦した。日本代表はこの試合に4-2で勝利し、5度目のアジア杯制覇に向けて白星スタートとなった。試合後、ベトナム代表を率いるフィリップ・トルシエ監督が会見で試合を振り返っている。
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南野拓実のゴールで日本に先制を許したベトナムは、セットプレーから立て続けにゴールを決めて逆転に成功したが、前半のうちに逆転を許した。最終的に2-4で敗れたが、格上の日本に対して2ゴールを奪ってみせた。試合についてトルシエ監督は「今日はイエローカードもレッドカードもなかった。さらに2ゴールも決めた。0-2で負けるよりも良かった」と、順位決定に影響する得点数とフェアプレーポイントの面でも悪くない結果だったと振り返る。大事な初戦を落としたが、「決勝トーナメント進出に向けての途中にすぎない」と決して悲観はしていない。
むしろポジティブに捉えているのかもしれない。トルシエ監督は昨年2月にベトナム代表の監督に就任し、まだ1年も経っていない。「アジアでトップ10になるために(チームに)新しいプロセス、哲学を植え付けているところ。徐々に良くなっていくだろう。アジアでも勝てるチームになれる」と語るように、まだチームを作り上げている最中だ。代表活動が限られる中、短い期間でアジアカップに臨んだトルシエ監督。前半に逆転し、日本を苦戦させたことはアジアのみならず、世界にも驚きを与えたことだろう。
また、戦術もさることながら、メンタル面でも”トルシエイズム”を浸透させている。トルシエ監督は会見で「私は(後半が始まる前に)相手を(必要以上に)過大評価するなと言った。日本は良いチームではないと言った。なぜなら、相手を大きく見積もって負けたら、本当に後悔することになる」とロッカールームでの一幕を明かしている。日本戦で見せた勇敢な姿勢は、トルシエ監督の言葉が引き出したものだったのかもしれない。
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