バルセロナ管区裁判所は、スペイン税務捜査官を買収したことによってバルセロナ元会長のホセ・ルイス・ヌニェス被告と息子のジョゼップ・ルイス被告に懲役2年2ヶ月の実刑を言い渡した。スペイン紙『エフェ』が伝えている。
ヌニェス親子は、91年から99年にかけて計1310万ユーロ(約17億8000万円)を脱税。その後、もみ消しを図るために税務署を100万ユーロ(約1億3500万円)で買収しようと企てて2011年6月に懲役6年の判決を受けていた。
しかし、スペイン最高裁判所は今年の1月に刑を2年2ヶ月に引き下げた。ところが、両者はさらに恩赦を求めて入獄の引き延ばしも要求。判決の控訴はまだ可能であるものの、バルセロナ管区裁判所は21日にこれを却下した。
ヌニェス親子は、90年代に起きたカタルーニャ史上最悪汚職の「カソ・アシエンダ」にも関与。度重なる悪事を重くみた裁判所は恩赦を認めなかった。
【了】
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