チャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第3節、CSKAモスクワ対マンチェスター・シティの一戦が現地時間21日、CSKAのホーム、アレナ・ヒムキで行われた。
試合はホームのCSKAが0−2とビハインドの状況から、FWセイドゥ・ドゥンビアとMFビブラス・ナッチョのゴールで追いつき、勝ち点1を獲得した。
しかし、この試合で問題が発生。
今季のCL第1節ASローマ戦でCSKAのサポーターが行った人種差別的行為に対する措置で、無観客試合となったにも関わらず、スタンドにはCSKAサポーターの姿が。
さらには、試合中に大きなチャントが響き渡っていた。
実際、スポンサー関連やメディアの人間などに向けたチケットの手配はされており、計650人ほどがスタジアムに入っていたという。それでも、当然ながらファンの入場は認められていない。
これ受け、UEFAは調査に乗り出すようだと、試合後『スカイ』が報じている。
CSKAモスクワのメディア・デイレクターのセルゲイ・アクセノフは、「彼らはCL出場クラブのパートナー企業やスポンサー関連の360人だ。彼らがCSKAのファンだったのなら、私たちとっては良いことだ。UEFAからの招待であって、CSKAは何もしていない」と話している。
CSKAのレオニド・スルツキ監督は、無観客試合に現れたサポーターについてロシアメディアから問われると、「私にはわからない」と拍手を送っていた。
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