第102回全国高校サッカー選手権大会 最新ニュース
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第102回全校高校サッカー選手権大会決勝、青森山田(青森)対近江(滋賀)が8日、国立競技場で行われた。27大会連続の出場となった青森山田は2大会ぶり4度目の頂点を目指し、2大会連続3度目の出場となる近江は2度のPK戦を勝ち上がり、初の決勝進出で優勝を目指した。
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立ち上がりは両チームともになかなかシュートチャンスに結びつけることができず。青森山田はロングスローからチャンスを作り、20分を過ぎたあたりで近江がチャンスを作るも、0-0のまま時間が経過していく。
スコアが動いたのは33分。杉本英誉の左足のクロスを、ペナルティーエリアで待ち構えていた福島健太が、冷静な胸トラップから振り向きざまに右足を振り抜いてゴールに突き刺した。このゴールで先制した青森山田が、1点をリードして試合を折り返している。
1点を追う近江は、ハーフタイムに小山真尋を下げて山本諒をピッチに入れる。すると、47分、ドリブルで運んだ浅井晴孔のパスに反応した金山耀太が右サイドを深くえぐり、折り返しを山本が押し込んだ。投入から2分足らずの山本が見事に起用に応えて試合を振り出しに戻している。
60分、青森山田のエースが一瞬の隙を突いて再びリードを奪う。パスに抜け出した米谷壮史が相手GKをかわしてゴールに流し込み、トップに並ぶ大会5得点目を決めた。さらに、コーナーキックの守備からロングカウンターを繰り出し、杉本が左足でゴールを狙う。シュートは相手に当たってゴールに吸い込まれ、青森山田はリードを2点に広げた。
攻勢に出たい近江だったが、青森山田の強度の高い守備を前にチャンスをなかなか作ることができず。55019人が詰めかけた国立競技場で、青森山田は2大会ぶり4度目の栄冠に輝き、プレミアリーグに続く2冠を達成している。
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