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久保建英、契約解除金を上回る市場価値に

　サッカーの研究機関『CIES Football Observatory』が調査を行い、レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英の市場価値を9980万ユーロ（約158億円）と評価した。同選手に設定されている契約解除金よりも、遥かに高いと、スペインメディア『ムンド・デポルティーボ』が報じている。

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　久保は2022年7月にレアル・マドリードからの完全移籍でソシエダに加入すると、開幕戦のカディス戦でいきなり初ゴールを決めた。今季も2年連続で開幕戦ゴールを決めて好スタートを切っている。サッカーの研究機関『CIES Football Observatory』は近年のサッカー選手に関する6000件の取引に基づいて市場価値を選出し、あらゆる選手を分析した。最も市場価値が高い選手は2億6750万ユーロ（約423億5000万円）のイングランド代表MFジュード・ベリンガム（レアル・マドリード）で、久保は9980万ユーロと評価されている。なお、契約解除条項は考慮されていない。

　久保には6000万ユーロ（約95億円）の契約解除金が設定されており、古巣のレアル・マドリードに限っては3000万ユーロ（約47億5000万円）で再獲得できると考えられている。それを踏まえ、同メディアは「現時点で、久保の市場価値の方が遥かに高いのは明らかだ」と報じている。