今月5日のアーセナルとの試合でFWアレクシス・サンチェスとの衝突し、負傷交代したチェルシーのGKティボー・クルトワ。
幸い、頭部へのダメージはなかったが、これを見た同じくチェルシーのGKペトル・チェフはクルトワにアドバイスを送ったようだ。20日付の『デイリーメール』で、ベルギー代表GKが明かしている。
クルトワによればチェフからは、「プレミアリーグでプレーするストライカーたちの中には、果敢にGKに向かってくる選手がいる。そういう時は背中や肩を使って頭を守るんだ」と、助言されたという。
チェフは2006年に相手選手との接触で頭蓋骨陥没骨折の重症を負った。それ以来、今ではお馴染みとなったヘッドギアを着用してのプレーが続いている。チェルシー11年目のベテランGKは、負傷から自分自身を守る大切さを身を持って体感している。
ポジション争いに敗れ、今季はベンチを暖め続けているチェフ。クルトワの存在により移籍も示唆したが、そんな”ライバル”に対しても、気遣いは欠かしていないようだ。
【了】