マンチェスター・ユナイテッド最新ニュース

【写真：Getty Images】

マンチェスター・ユナイテッドは今季CLを最下位で敗退し、現在リーグ8位に沈んでいる

　現地時間25日、英紙『デイリー・メール』が英国の億万長者ジム・ラトクリフによるマンチェスター・ユナイテッドの買収が「ついに完了した」と報じている。13億ポンド（ 約2350億円）にのぼるといわれる投資により、ラトクリフ氏はクラブの株式25％を保持する大株主となった。

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　同紙によると、正式な契約発効は来年の2月からとのことだが、「それよりも早く影響力が表れることになるだろう」とも報じられている。また、同紙は現在ユナイテッドの指揮官を務めるエリック・テン・ハフの進退について言及している。

「現体制はテン・ハフ監督を巡って思い切ったアクションを起こすことに消極的で、その決断をラトクリフと彼のINEOS（氏の運営会社）チームに委ねる可能性が高いと見られる。そして今、そのセーフティーネットは撤去されつつあるだろう」

『デイリー・メール』は、テン・ハフの今季の成績、たとえばUEFAチャンピオンズリーグ（欧州CL）を最下位で敗退、現在リーグ戦でシェフィールドを除いて最も得点数が少ないことなどを挙げ、「成績が改善しなければ、彼が職を続けるのは難しいだろう」と見解を述べている。

　また、来年1月に始まる冬の移籍市場について、同紙はファイナンシャル・フェアプレーの影響に触れながら、「（当局は）引き続きオールド・トラッフォードに厳しい姿勢を示しており、ラトクリフの投資は承認されつつあるが、それによって（クラブの補強が）劇的に変わる可能性は低い」と見通した。