代表から帰還後、即練習。本田の先発は確実
「我々には7人のアタッカンテがおり、調子のいいものがプレイする。それは本田についても同様。ただ彼は代表から戻ったら、空港から直接ミラネッロに来て練習していた。明日の状態を見る必要があるが、調子がいいなら先発でプレイすることになるだろう」
18日、エラス・ヴェローナ戦前日の記者会見で、インザーギ監督は本田の起用についてこのように語った。代表ウイーク中にメネズとボナベントゥーラがそれぞれ故障し、練習には復帰をしたものの先発出場は微妙な状態。そんな状況のなか、6試合4ゴールと活躍中である本田の立場は動くはずもなく、同試合での先発が予想されている。
19日付のガゼッタ・デッロ・スポルトによる先発メンバーは以下の通り。
GKアッビアーティ
DFアバーテ、ラミ、アレックス、デ・シーリオ
MFポーリ、エシアン、ムンタリ
FW本田、トーレス、エル・シャラウィ
最近2,3試合では試合中にも4-2-3-1と4-3-3のシステムを切り替えているミランだが、この試合では4-3-3が濃厚だ。アンカーとしてチームを支えてきたデ・ヨンクが出場停止であり、「その意味でも適したシステムは何かを検討する必要がある」とインザーギ監督は語っていた。
本田は、4-3-3の右ウイングでも4-2-3-1の右MFでも守備における役割に大差はないと思われるが、今回の試合では中盤の守備を助ける役割が普段の試合以上に求められそうだ。