レアル・マドリーは、クラブとスペイン独裁者フランシスコ・フランコ氏を絡めたドキュメンタリーを放送したカタルーニャ公共TV局『TV3』を訴えるか検討しているという。スペイン紙『ABC』が伝えている。
ドキュメンタリー「真のマドリー。白き栄光の黒き伝説」は「レアル・マドリーとフランコは交友関係以上の関係だった」と言うフレーズで始まり、レアル・マドリーの輝かしい歴史は1939年から1975年まで続いたフランコ氏の独裁政権のおかげだと確言している。
さらに、クラブの伝説として今年7月に亡くなったアルフレッド・ディ・ステファノ氏はフランコ氏の手助けによって違法な手口で獲得したと伝えている。
『TV3』は以前にもマドリーの選手をハイエナと比較した動画を放送して名誉棄損で訴えられ、2万ユーロ(約280万円)の賠償金を支払わされている。
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