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A・アーノルドはリバプールの中盤でプレーを続けられない?英紙が報じる「オプションの問題」

text by 編集部 photo by Getty Images

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リバプールでプレーするトレント・アレクサンダー=アーノルド
【写真:Getty Images】



イングランド代表ではMFとしての起用も多いトレント・アレクサンダー=アーノルド

 現地時間9日、プレミアリーグ第16節でリバプールはクリスタル・パレスと対戦し、2-1で勝利した。この試合、日本代表MF遠藤航は前半で退き、そのポジションにトレント・アレクサンダー=アーノルドが右サイドバックから移る形で入った。A・アーノルドのポジションについて、11日に英紙『Daily Express』が報じている。



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 同紙は、CBであるイブラヒマ・コナテのフィットネスの問題を理由に、「(クラブの指揮官である)ユルゲン・クロップがA・アーノルドのオプションの少なさに直面しているかもしれない」と伝えた。同選手は、イングランド代表チームではすでに中盤の選手としての起用が増えている。

「フランス人DFの怪我の多さは、チームメイトがクラブレベルで傑出したミッドフィールダーになるための進歩を妨げる可能性がある」

 先の試合において、A・アーノルドは遠藤がいたアンカーの位置に入ると、右サイドバックにはジョー・ゴメスが起用された。『Daily Express』が報じたところによると、「コナテが引き起こす問題はここにある」という。

「コナテは昨季から今シーズンここまで、先発出場したのはわずか23試合だ。ライプツィヒから3600万ポンド(約66億円)で加入した同選手は試合に連続して出場するのが難しく、そのうえリバプールは3、4日おきに試合を行っている」

「(ジョエル・マティプが前十字じん帯断裂で長期離脱を余儀なくされた)今、コナテはフィルジル・ファン・ダイクのパートナーの第一候補だが、すべての試合でプレーできるわけではない」

 そこで同紙が問題視するのが、「オプションの少なさ」だ。パレス戦では20歳のジャレル・クアンサーが先発したが、『Daily Express』は「リーグ戦に5試合しか出場していない若手に対し、クラブは過度のプレッシャーをかけることに慎重になるだろう」と見解を示している。

「そのため、ゴメスがCBとして起用される場合もあるだろうが、この選手は現在A・アーノルドの控えだ。したがって、右サイドバックにオプションがなく、(A・アーノルドが)そのポジションに固執することになる」

 A・アーノルドがクラブチームでもMFとして活躍したいと考えた場合、同紙は「当面の間は保留にする必要がある」と結論付けた。

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【了】

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