途中出場の大迫がケルンの勝ち越しゴールを演出
ドイツ・ブンデスリーガの14-15シーズン第8節が行われ、日本代表MF香川真司が所属するボルシア・ドルトムントは、アウェイでケルンと対戦した。香川はトップ下でスタメン出場。ケルンは大迫勇也がベンチスタート、長澤和輝はベンチ外となっている。
ドルトムントはギュンドアン、ロイス、ムヒタリアンが戦列に復帰し、スタメンに名を連ねた。
11分、香川とのワンツーからロイスが左足で狙うも枠を外れる。
ドルトムントは圧倒的にボールを支配し、積極的な縦パスからチャンスを作るも得点は奪えない。
31分、縦パスを受けたロイスが相手DFを掻い潜ってシュートを狙うもミートせず。
香川も随所に高い技術を発揮するが、バイタルエリアで相手の脅威になることはできない。
すると39分、ケルンにビッグチャンスが訪れる。ショートカウンターから抜け出したフォフトがGKとの一対一を制し、押し込まれていたホームチームが先制に成功した。
48分、香川が相手にプレッシャーをかけロイスが奪うと、インモービレとのワンツーから持ち込みラストパス。再び受けたインモービレが落ち着いて決めて、ドルトムントが同点に追いついた。
58分にはムヒタリアンが左足で狙うもゴール左に外れる。
64分、ケルンは大迫を投入。するとこの日本代表ストライカーが得点を演出する。74分、右サイドに開いた大迫がボールを受けると、DFとGKの間にクロスを送る。それをツォラーが決めた。
勝利が欲しいドルトムントは最後までボールを支配したが、同点、逆転ゴールは奪えず、ケルンに1-2で敗れた。
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