15日のドイツ紙『ビルド』で、ボルシア・ドルトムントのMFケヴィン・グロスクロイツがFW大迫勇也、MF長澤和樹の所属するケルンとの対戦について語っている。
18日土曜日にドルトムントはアウェーでケルンと対戦する。同紙によれば、グロスクロイツは大のケルンファンだという。9月21日に行われたボルシア・メンヒェングラードバッハとのダービーマッチでは、観客としてスタジアムで観戦していたそうだ。
グロスクロイツは「私は多くのファン、スタッフそして選手を知っている。スタジアムでのファンソングも歌えるよ」と熱狂的なファンのようだ。
さらに、所属するドルトムントが嫌いなわけではなく「契約も全うするつもりだし、そして契約延長もしたい」と忠誠を誓っている。ただし、ケルンも捨てがたい様子で「選択肢の一つ」と打ち明けている。
グロスクロイツにとってやはりケルンと対戦することは特別な様子。同選手は、2011年にホームで対戦しドルトムントが5-0で勝利した際に「当時我々は一緒に喜んだよ」と振り返った。好きなクラブを相手に大勝できたことが嬉しかったようだ。
18日の対戦も親善試合ではなく、本気で対戦する気持ちでいる。チームは現在7節終えて勝ち点7の13位と苦しい状況。グロスクロイツは「我々は、再スタートしなければいけない。そして、ドルトムントのサッカーを示さなければ」とドルトムントの一員としてサッカーをするつもりだ。
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